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8月1日(土)「しばた平和のつどい」が開催されました。新発田市は平成9年6月19日に「核兵器廃絶平和都市」を宣言し、世界のすべての国が核兵器を速やかに廃絶し、平和な国際社会を築くことを強く求めています。連合下越地協はこの事業に協賛し8年間参加してきました。多くの市民団体が参加し平和の誓いをあらたにしました。また、生涯学習センターでは、「原爆投下から70年ヒロシマ原爆展」を開催し、広島平和記念資料館からお借りした被爆資料の展示、広島から講師として瀬越睦彦さんをお迎えし、被爆体験者講演会を行いました。瀬越さんは11歳で被爆し、10年前から被爆体験の講師を始め、原爆の体験は話したくない方が多いが、しかし、「今伝えなければ」との気持ちで講演しているそうです。不条理な戦争の体験、二度と戦争をしてはいけないとの思いを強く感じました。その後、被爆体験記朗読会「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」から朗読ボランティア2名の方から体験記・原爆詩の朗読、参加者による原爆詩の朗読体験を行い、詩を声に出して読む事により書いた人の気持ちに近づく事を知りました。昨年、広島平和記念式典に派遣した中高生3人と引率の先生がその時の感想や今後、経験をどのように活かしたいかについて、率直な意見を述べました。連合の今年のテーマは「次世代への継承」です。次世代の戦争体験を語り継ぐ上で、「戦後70年」は非常に重要な節目です。平和で安定した社会があってこそ、安心して働き、生活し、労働組合活動をすることができるのです。この大前提を守るために労働運動は平和運動の先頭に立つ必要性があります。「平和のつどい」を通して「恒久平和」を実感しました。